建築士を志したあの頃に通っていた場所。

本日は、

 

東京都小平市花小金井にて、

 

今年に入って一発目となる設計の打合せを

 

お世話になっている工務店さんの事務所にて行いました。

 

 

その花小金井の近くには、

 

小金井公園という大きな公園があります。

 

その小金井公園の敷地内にある「江戸東京たてもの園」という施設があり、

 

江戸－明治－昭和時代の建物がそのまま移築され展示されているのですが、

 

学生時代は建築様式等、勉強しに良く訪れたものです。

 

その江戸東京たてもの園の展示されている数ある建物の中で、

 

一番好きな建物は、やはり建築設計に携わる者として、

 

日本現代建築の発展に尽くされた建築家の「前川國男邸」です。

 

前川國男先生とは、

 

昨年、世界遺産ともなった上野の国立西洋美術館を設計したル・コルビュジエの弟子で、

 

その新館の設計も担当された方です。

 

 

その自邸が、江戸東京たてもの園に移築されているのですが、

 

切り妻の大屋根の掛かるシンメトリーな佇まいや、

 

居間の吹抜けの大窓から降り注ぐ陽の光、

 

空間のスケール感など、

 

いまだに訪れるととても勉強になります。

 

 

学生時代、通ってた当時撮った写真を振り返ってみますと、

 

建築士を志し、熱い気持ちあった頃の自分を思い出します。

 

 

その頃の熱い気持ちを思い出しに、

 

また今度、行ってみようかな？