建築士定期講習の時に出た話について、ふと思った事。

昨日は一級建築士の定期講習でした。

 

以前、大問題になった構造計算偽装問題を受けて、

取ったら終わりの建築士資格のあり方や建築士自体の資質を見直そう？と言う事で始まったこの定期講習。

建築士は皆3年毎にこの講習を受ける事になっております。

 

そこで、講習の合間に映像で流れてたコラムの中のお話。

 

↓↓

建築士(家)の印象は？？

 

第一位は、「自分の作品を造らされる」

第二位は、「とっつきにくい」

第三位は、「設計費・建築費が高く付きそう」

だそうです。

 

残念ですが、まあ、そんな印象でしょうね。。

建築家が「先生」って言われる所以です。。

 

そのコラムで話してた方（先生）が、

「これからは、クライアントとしっかりコミュニケーションが取れる建築家が求められてくる」とおっしゃってました。

 

「コミュニケーションが取れる」ってww^^;

どんな業界でも当たり前やんっっ！！^^;

 

そんな話が出る事は、世の中の建築士(家)はそうではない方が結構いらっしゃるのですね。。

 

 

自分は、建築士として仕事していく上で、

 

「我々は、芸術家でない。

自分の想いのままで作品を造るのではなく、

建て主さんが居て、建て主さんの為に、その希望を叶える建物を造るのだ。

我々は、自分のお金でなく、建て主さんの大事なお金を使って建物を造らせてもらっている事に感謝する事。」

 

が必要かなと？と思います。

 

 

僕は「先生」って言われるのが嫌いです。

 

 

建て主さんや我々設計者や大工さん等の造り手との間に上下関係はありません。

最終目的に向かっていくチームだと思ってます。

自分が大事にしている言葉。

「設計者は建て主さんの良き伴走者になる。」

今年もこの言葉を胸に、身を引き締めて頑張っていこうかな～って思ってます。

一年また宜しくお願い致します。