「造り手は建て主様の良き伴走者になれ」～青梅市新町の家～

 

今日は、
東京都青梅市にて新築工事中の
「ユーティリティスペースが充実している家」にて、内装仕上げの打ち合わせでした。

写真は、
前回の打ち合わせの時に、建て主さんとの話の時に出た「シャビー感のある白い板壁がいいな」との話を受け、

その見本を工務店さんが作ってくれての打ち合わせ風景。

 

その壁を生かすかどうするか？張りたい場所に実際に置いてみて、

検討した結果、今回は採用を見送る事となりました。

 

それはそれで全然いいと思います。

 

せっかく作ってくれたから採用しなければならないと言うことはありません。

我々がやるべき事は、建て主様のイメージしているものをサンプルとしてご提示し、

実際に見て、触れて、判断してもらう事。

 

そして、

その材料を採用する事が、住まい手にとって流行りなどの一過性のものでなく、

長期的に見て有りなのかどうか、適切に判断してもらう様にアドバイスする事。

 

前回のブログにも描いた事ですが、

建て主様が想像出来やすい様に、実際の大きさであったり、

この様にサンプルを作って説明する事が、建て主様にとって良い家になるのではないかと思います。

 

「設計士は建て主の良き伴走者になれ」

 

この言葉は、自分が業務を行う上でモットーとしている言葉ですが、

同じ想いを志しといている工務店さんがいれば、建て主様にとってさらにより良い家になると思います。

 

我々造り手は、建て様の大事なお金を使って、造らせて頂いていると言う気持ちを忘れずに。

 

設計士だけでなく、
「造り手は建て主様の良き伴走者になれ」

 

今日はそれを再認識した日でした。