「断熱施工でちょっとした気遣いで変わる事」大きなルーフバルコニーのある家～所沢市けやき台の家～

2018年明け
今年も宜しくお願い致します。

現場も本格的に始動し始め、
所沢市にて工事中の「大きなルーフバルコニーのある家」では、

年末に断熱工事が終了したとの連絡を受け、

早速、施工状況を確認しに現場へ行って参りました。

工務店さんのお考えの元、
今回採用した断熱は水で発泡する吹付け断熱材。
断熱材にも色々な工法がありそれぞれ一長一短ありますが
「吹付け断熱」の良さは、
隙間なくきっちり断熱材が入り込むので、
断熱欠損部分が少なくなり断熱効果が優れていて、

かつ、発泡した断熱材が躯体との隙間を埋め、家の気密も高まると言う事が挙げられます。
またコストもそこそこ採用しやすいお値段で出来るのも利点かと思います。

今回は、
壁・屋根はもちろんの事、
外壁側から内部に出てくる構造金物の部分にも断熱材を吹いてくれました。

どうしても構造金物は鉄で出来ているので、

外からの熱が伝わり安くなり断熱の欠損部分となってしまいます。
例えばこんな所を…

こんな感じに…

金物部分を覆うように徹底的に吹いてくれました。

こうする事で断熱欠損が無くなり、

また「内部結露」と言った面でも一定の効果があると思っています。

こんな部分も断熱材を吹いてくれました。

床下点検口の部分です。

どんなささいな事でも少しだけ気を遣うだけで良い建物になるのなら

積極的に採用していきたいと思います。